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2度目のイギリスツアー

2025.05.26

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2度目のイギリスツアーは アイルランドの旅でした。メンバーは4年前とほとんど変わらないので皆、家族の様に楽しく気楽な旅でした。南アイルランドはイギリス領ではなく独立した共和国です。17世紀にイギリスのオリバークロムウエルのクリスチャンへの迫害で多くの犠牲者を出します。その後北部はイギリスに属し南部は独立してアイルランド共和国となり今に至っています。1845年に主食のジャガイモが大飢饉となり多くの餓死者を出し、アメリカへの移民が奨励され、人口800万人が400万人に減少したという悲惨な歴史も持っています。今でもイギリスとはあまり仲が良くないようです。

イギリスやアイルランドは食べ物が旨くないとよく言われますが、B&Bの朝食などご馳走はありませんが、家庭料理をおいしく食べさせてもらいました。でも何といってもウィスキーとギネスのビールの旨さは格別でした。ダブリンにはギネスの本社ビルがあり、そこの展望レストランでギネスビールを飲めるのですが、それはそれは最高にうまかったです。気候と環境のせいでしょうか、日本で飲んでも今一つあの時の味には届きません。アイルランドはどの街もパブが数件あって、夕方になると近所の人が集まってフィドルやバンジョーを持った人が演奏はじめ、歌声酒場の様に楽しく騒ぎだします。ダブリン以外はほんとにのどかな田舎町が多いので、夜の楽しみはパブでお酒を飲んで歌うことなのでしょう。もちろん僕らも一緒に楽しみました。

4年後に3回目の旅はWalesでした。イングランドの隣ですが ケルト民族の名残が強く残っていて、標識や看板も英語とゲール語で表記されています。なだらかな丘陵地と草原が多く、のどかな田園と古いお城の遺跡が多く残っていて、ちょっと裏びれた感じの地方ですが、サッカーやラグビーではイングランド、スコットランドと何時も激しく戦っています。2019年9月から10月にかけて、ラグビーワールドカップ日本大会が大分ドームでも行われました。Wales、スコットランド、イングランド、アイルランドとそれぞれの地区に分かれて出場しています。観戦された方も多いと思いますが、古い愛国心、郷土愛がそれぞれの地方に残っているのを感じます。

Walesはなだらかな土地が多いので運河がたくさんあって、昔は物資の流通は運河を使ってボートを馬が引いて行っていたと言います。もう今は道路が整備されて物流は車になっていますが 運河はまだ残っていて、ナローボートと言う狭いボートで行き来が出来ます。ボートハウスで生活している人も多く、観光用にボートに乗ることも出来ます。狭い水路を細長いナローボートでゆったり流れる様に旅をするのはとても面白い経験でした。今はレンタルもあって1週間くらい家族で旅をするのがヨーロッパのひとのブームになっているらしいです。

3回のUKの旅はとても思い出深いものですが、ほぼ同じメンバーでツアーをしましたから今でも強い友情のようなもので繋がっております。人生には辛い時もありますが、旅をした所やその時の楽しかった事を思い出すと心の安らぎになりますね。

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