会長の時間

本日は、大分RC創立７５周年を記念する例会を、大阪RC会長 佐野吉彦様、福井RCパスト会長 上田祐広様、友好双子クラブ委員長　村中洋祐様、副幹事　城戸利枝様をお招きして開催する運びとなりました。４名のゲストの皆様、本当に遠路お足をお運びいただきまして誠に有難うございます。

先日は、福井RC創立７５周年記念の盛大な式典祝賀会に大分ＲＣから４名でお伺いさせていただきましたが、私共はささやかな７５周年記念例会とさせていただきました。
そしてその折には今日お見えの福井の皆様には、２次会・３次会までご案内いただき大変お世話になりました。本日の大分RC創立７５周年記念例会がゲストの皆様と大分ＲＣのメンバーの友好を深める一夜となればと願っております。

さて、大分ＲＣは1950年、戦後の復興まっただ中の時期に福井ＲＣ様と同じく大阪ＲＣ様をスポンサーに発足致しました。福井ＲＣが日本で４８番目、大分ＲＣが５６番目で、まさに兄弟ＲＣとして発足いたしました。
大分ＲＣの発足には、1922年発足の大阪ＲＣのチャーターメンバーで初代会長を務められた星野行則氏と大分県出身の経済人で戦前大連商工会議所会頭・大連ＲＣ会長を務められた首藤定氏のご尽力に依るものと聞き及んでいます。
また福井ＲＣ様と大分RCとは２５年前、先日の福井ＲＣ創立７５周年祝賀会でもお会いできた当時の宮﨑茂和パストガバナー様と当時の大分ＲＣの福島親比古パストガバナー、野内四郎七パスト会長、今川茂治会長のご尽力に依り、松平忠直公の400年来のご縁も手伝って友好クラブの契りを結ばれました。以来、両クラブは仲良くサルカニ合戦ならぬフグカニ合戦で友好を深めてきた歴史がございます。

私事ではありますが、私は福井に本社を置く金属建具メーカーの大変秀れたスチール製　引戸を病院や介護施設の設計において多数採用してまいりましてその分野の設計では高い評価を得ることができ、福井製品には大変お世話になっています。

本日は、このあと大阪ＲＣ会長　佐野吉彦様に卓話をしていただきます。
佐野様と私は30年来の知己であります。佐野様は日本を代表する安井建築設計事務所の３代目代表取締役社長を務められています。安井建築設計事務所の創業者である安井武雄氏は、佐野様のおじい様で野村財閥の支援を受け関西を中心に昭和初期のモダニズム建築の旗手として大活躍された建築家です。
また２代目社長の佐野正一様は佐野様の父君で、大阪国際空港ターミナルやサントリーホール、東京国立博物館平成館などを代表作とされる大建築家です。
特にサントリーホールは、大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンとのコラボレーションで生まれた日本が世界に誇るコンサートホールです。

佐野吉彦様は３代目社長として現在日本の建築界で大活躍されています。
私と佐野様は（一社）日本建築士事務所協会連合会の前会長と常任理事という関係であるとともに、クラシック音楽を愛する同好の士でもあります。
３０年程前、JCのミッションでアメリカへ旅行した際、ポートランドの町のレコード店で共にCDを物色したりする様な仲でして、佐野様の音楽談義の奥深さは今でも記憶に残っています。

佐野様は建築家としても音楽へのメセナの実践者としても関西では著名な方です。
福井ＲＣ様の７５周年記念祝賀会では同じテーブルで佐野様と楽しく過ごしたばかりです。

佐野様、上田様、村中様、城戸様
今夜が思い出の一夜となります様、楽しくお過ごし下さい。
大分ＲＣ会員の皆様、共に大分RC創立７５周年をお祝い致しましょう。
本日はどうぞ宜しくお願いします。

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来賓祝辞

大阪ロータリークラブ　会長　佐野　吉彦様

福井ロータリークラブ　パスト会長　上田　祐広様

幹事報告

１.　 大分市内10ロータリークラブ　新春合同例会のご案内

　　　日時　2026年1月7日(水)12：00～14：00
　　　会場　トキハ会館5階　ローズの間
　　　プログラム案はホームページに掲載しております。
　　　例会レジメ裏面QRコードから閲覧できます。
　　　

会員誕生日お祝い

本田勝也会員、橋本均会員、新井考明会員に仲摩会長から誕生日記念品が贈呈され、ご本人からコメントをいただきました。

卓話

「希望をつくる―ロータリー活動と建築に関わる活動をめぐって」
　　　大阪ロータリークラブ
　　　　　会長　佐野　吉彦　氏

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