OITA WEEKLY

週報

第4回例会 2025年7月29日 No.3535

例会 毎週火曜日12:30 トキハ会館4F
会長 仲摩和雄 / 幹事 栗山嘉文

本日のプログラム

※食事12:20~12:40

点鐘 12:30

ロータリーソング

 四つのテストの歌

ゲスト・ビジター紹介

        仲摩会長

会長の時間    仲摩会長

出席及び幹事報告 栗山幹事

ビジターご挨拶

玖珠RC 安部道和会員(NU:KUJU)

委員会報告

ニコボックス 安德S.A.A.

今週のお祝い

結婚記念日大久保 勝也会員 7月29日

卓話

「私と宮崎の紹介」 

(株)九電工 大分支店 理事支店長

       新井 考明会員

出席報告

第3回 7月15日

会員総数(免除会員)51名(3名)
出席総数(免除会員)39名(1名)
出席率79.59%
ゲスト0名
ビジター0名
6月3日修正出席率77.78%

行事予定

令和7年8月2日(土)~3日(日)第41回インターアクトクラブ年次大会

2日12:00開会式
日本文理大学 湯布院研修所
須藤青少年奉仕委員長、西村IA担当

令和7年9月20日(土)大分OliOliロータリークラブ認証状伝達式・祝賀会

17:00~18:00 認証状伝達式
18:20~20:00 祝賀会
レンブラントホテル2階 二豊の間                            仲摩会長、栗山幹事

令和7年10月4日(土)~5日(日)RI第2720地区ローターアクト第41回地区年次大会

4日 13:00~13:30 開会式
5日 11:10~11:40 閉会式
別府市公会堂
須藤青少年奉仕委員長

令和7年10月25日(土)福井ロータリークラブ創立75周年記念式典・祝宴

15:30~17:00 記念式典
17:30~20:00 祝宴
ザ・グランユアーズフクイ
仲摩会長、栗山幹事、福田会員、小野会員、須藤会員

例会予定

開催日内容
8月5日(火)ゲスト卓話 山本 恒雄氏
(小説「由布山」著者)
“最もよく奉仕する者、最も多く報いられる”
8月12日(火)定款第7条第1節に基づく休会
8月19日(火)ゲスト卓話 尾野 賢治氏
(大分県副知事)
8月31日(日)野外家族例会
(8/26(火)の繰り下げ)
9月2日(火)石岡会員卓話
9月9日(火)夜間例会 ゲスト卓話 藤内 修二氏(大分県東部保健所長)
ホテル日航大分オアシスタワー21階エトワール
9月16日(火)定款第7条第1節に基づく休会
9月23日(火)定款第7条第1節に基づく休会
9月29日(月)藤田ガバナー公式訪問
(9/30(火)の繰り上げ)
トキハ会館5階ローズの間

例会変更

クラブ名開催日会場
別府東7/31(木)ホテルサンバリーアネックス
別府北8/6(水)ホテル別府パストラル
別府東8/7(木)ホテルサンバリーアネックス
大分南8/8(金)トキハ会館
大分東8/21(木)トキハ会館
大分19858/25(月)トキハ会館
大分城西8/27(水)ホテル日航大分オアシスホテル
別府北8/27(水)ホテル別府パストラル
別府東8/28(木)ホテルサンバリーアネックス
大分南8/29(金)トキハ会館

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先週の議事録


会長の時間

「建築を通して私が学んだこと」~巡り会った人と建築~

先週の続きになりますが、1970年に私は大分大学附属中学校に入学しました。

自宅から10㎞近く離れた学校まで毎日バスに乗り、バスを降りてからは徒歩で大分の中心商店街を通り抜けるルートで通学しました。当時の商店街は活気があり魅力あるものでした。私は毎日のように本屋に立ち寄り、親の付けで参考書や文庫本を買ったり、友達と駄菓子屋で買い食いしたり、トキハの地下や洋食屋や喫茶店に出入りしたり、振り返るとやりたい放題甘やかされて育ちました。

その通学の途上で出会った不思議な建物がいくつかありました。大きな片流れ屋根の岩田学園、無骨な楕円形の筒を太い4本の柱で持ち上げた大分県医師会館、いくつものブロックのパーツを複雑に組み合わせた大分県立図書館、宇宙人が住んでいそうな立法体のキューブで構成された住宅、角を面取りした大きな立方体を4本柱で宙に浮かせた銀行の支店、これらの不思議なコンクリート剥き出しの造形物はすべて建築家磯崎新氏の初期の作品群でした。

この写真は2019年磯崎先生がプリツカー賞を受賞された記念の祝賀会を大分で催した折のスナップです。建築のノーベル賞といわれるプリツカー賞を最初に受賞した日本人建築家は磯崎先生の師である丹下健三でした。その後、槇文彦、安藤忠雄、妹島和世、伊東豊雄、坂茂といった名だたる建築家が受賞していました。磯崎先生は当然早々に受章すべき存在でしたがご本人が賞の審査員をされていた関係もあってか大変遅れての受章でした。ですが、磯崎先生は素直に大変喜ばれ我々の祝賀会に受賞式でまとった長いガウン姿にメダルを首から下げて静々と柔和な笑顔で登場され、年下の我々とも楽しく談笑されました。

大分市出身の磯崎先生はご自身のことを慶長元年(1596年)の豊後大地震で海中に消滅した別府湾に浮かぶ伝説の瓜生島から府内に逃げてきた一族の末裔だと言われていました。

私は後年、磯崎先生の小学校時代を知る当時大分の教育界を牛耳っていた大物から磯崎先生が小学生の時から勉強、スポーツ、芸術のすべてに抜群の才を発揮していたと聞かされました。

磯崎先生は、大分上野丘高校(旧制大分中学)を卒業後、東京大学に進学されました。大学院で丹下健三研究室に所属され、以来20年近く丹下先生の右腕となり先週お話しした広島平和記念公園や1960年の東京湾プロジェクト、香川県庁舎、1970年の大阪万博のお祭り広場等、主要プロジェクトの主力メンバーと活躍されました。その後、磯崎アトリエを立ち上げ独立され、学者、建築家、芸術家、思想家として世界の建築界の潮流にインパクトを持つほどの大きな存在となられ、2022年に91歳で逝去されるまで現役で活躍されました。

私が中学生の時に目にした大分における磯崎先生の初期の作品群を生み出し、建築家・磯崎新を世に送り出したのは当時の大分の名士達のパトロネージュとしての後押しでした。

磯崎先生の処女作はアンビルドに終わった高崎山の万寿寺別院計画でした。これは、当時の大分市長・上田保氏がまだ東京大丹下研究室の大学院生であった磯崎先生に東京大学の岸田日出刀教授を介して依頼したものでした。その他、岩田学園の岩田正氏、大分県医師会長の中山宏男氏、大分県中央図書館の寄贈者 右翼フィクサーとして著名な三浦義一氏、福岡相互銀行頭取の四島司氏などのパトロネージュが磯崎先生を後押しして初期の名作群が実現しました。当時の大分には篤志家達が若い才能を育てるという文化があったようです。

磯崎建築の話しの続きは次回に送ります。


幹事報告

1. 国際ロータリー第2720地区ローターアクト 第41回地区年次大会のご案内

   日時 2025年10月4日(土)・5日(日)

   会場 別府市公会堂 / (懇親会)亀の井ホテル別府

   登録期限 8月22日(金)

2.RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)パート1開催のご案内

   日時 2025年9月27日(土)・28日(日)

   会場 コンパルホール /(懇親会)アートホテル大分

   参加費 3,000円(テキスト代) /(懇親会)9,000円

3.大分第4グループ IM開催のご案内

   日時 2025年10月25日(土)14:00~16:00

   会場 平和市民公園能楽堂

   講師 大森克磨氏

   参加費 無料

   参加者 会長・幹事・会員増強委員長・新会員(入会3年未満)

4.ガバナー月信「お宝発掘シリーズ」ご推薦のお願い

   今年度、ガバナー月信に「お宝発掘シリーズ」を掲載しています。

長きにわたりクラブで活躍され、多大な貢献をされた方(個人も含む)、あるいはロータリークラブに所属はしていないものの、その奉仕の精神を持って地域のために多大な貢献をされた方にスポットを当て、その功績や物語をインタビュー記事として月信で紹介するものです。シリーズに登場いただきたい方の推薦があればお願いしたいとのことです。


会員誕生日お祝い

大久保勝也会員に仲摩会長から誕生日記念品が贈呈され、ご本人からコメントをいただきました。


卓話

「私と宮崎の紹介」

株式会社九電工 大分支店 理事支店長
新井 考明会員

rotary song

ロータリーソング


四つのテストの歌

真実かどうか
みんなに公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか
心がけよう四つのテスト

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