OITA WEEKLY

週報

第24回例会 2025年2月18日 No.3518

例会 毎週火曜日12:30 トキハ会館4F
会長 山本舜治 / 幹事 佐藤信彦

本日のプログラム

食事12:20~12:40

点鐘 12時30分

ロータリーソング それでこそロータリー

ゲスト・ビジター紹介 山本会長

会長の時間 山本会長

出席及び幹事報告 佐藤幹事

委員会報告 関係委員会

ニコボックス 澤田S.A.A

卓話 13:00

「会社・自己紹介と健康について」
株式会社フォレストホールディングス 秘書室長、上田英徳 会長

出席報告

第23回 2月4日

会員総数(免除会員)52名(4名)
出席総数(免除会員)40名(0名)
出席率83.33%
ゲスト1名(受付のみ)
ビジター2名(受付のみ)
1月21日修正出席率94.00%

行事予定

令和7年3月8日(土)・9日(日) 会長エレクト研修セミナー

会場 ホルトホール大分
仲摩会長エレクト

令和7年3月9日(日) RI第2720地区ローターアクトランチョンミーティング

会場 ホルトホール大分
仲摩会長エレクト

令和7年3月15日(土) 大分1985RC創立40周年記念式典・祝賀会

記念式 典 15:30~17:30
記念祝賀会 18:00~20:00
会場 トキハ会館5階 ローズの間
佐藤幹事

令和7年3月30日(日) ロータリーわくわく広場

場所 祝祭の広場

令和7年5月23日(金)~25日(日) RYLAセミナー

天草市御所浦交流セミナー
受講生:20~30歳程度の青少年

例会予定

開催日内容
2月25日(火)定款第7条第1節に基づく休会
3月4日(火)小田会員卓話
3月11日(火)夜間例会 18:30点鐘
ホテル日航大分オアシスタワー21階 エトワール
ゲスト卓話 栗林 伸幸 氏(フォトジャーナリスト)
「大分の街並みを見つめて60年 ~写真で見る大分のなり変わり~」
3月18日(火)定款第7条第1節に基づく休会
3月25日(火)ゲスト卓話 佐藤 勝弘 氏(大分県警察学校 校長)
4月1日(火)西村会員卓話“私の履歴書”
4月8日(火)新会員歓迎夜の例会 18:30点鐘
ホテル日航大分オアシスタワー21階 エトワール
(出席8,000円 欠席4,000円)
4月15日(火)ゲスト卓話 松井 督治 氏(国東市長)
4月22日(火)新年度クラブ協議会
新年度委員会ごとに次年度活動話し合い
4月29日(火)定款第7条第1節に基づく休会
5月6日(火)定款第7条第1節に基づく休会
5月13日(火)夜間例会 18:30点鐘
ホテル日航大分オアシスタワー21階 エトワール
5月20日(火)新旧クラブ協議会(全員協議会)
現年度委員長より活動まとめ発表
5月27日(火)ゲスト卓話予定
6月3日(火)通常例会
6月10日(火)定款第7条第1節に基づく休会
6月17日(火)山下会員卓話
6月24日(火)さよなら夜の例会
18:30点鐘~例会行事~懇親会
ホテル日航大分オアシスタワー21階 エトワール
(出席8,000円 欠席4,000円)

例会変更

クラブ名開催日会場
大分キャピタル2/19(水)レンブラントホテル
★18:00~18:40
別府2/21(金)両築別邸
別府東2/27(木)ホテルサンバリーアネックス
大分東3/6(木)トキハ会館
大分城西 3/12(水)ホテル日航大分オアシスタワー
大分19853/17(月)トキハ会館
大分南3/28(金)トキハ会館
大分19853/31(月)トキハ会館

minutes

先週の議事録


会長の時間

職場例会

本日は鬼塚電気さまの職場例会という事でお邪魔させて頂いています。尾野社長様はじめご準備頂いた方、ありがとうございます。

鬼塚電気さまは1955年創業という大分では老舗の電気設備会社です。大分RC創立70年と同じ歴史をもっています。

電気屋さんのイメージは蛍光灯を変えてくれる会社と思っていましたが、建築物の電気設備やIT関連の事業やCO₂の削減のための太陽光発電の開発など多岐にわたり事業展開されています。本日は社内見学で色々と勉強させていただきます。

よろしくお願いします。


理事会報告

2024-25年度 第12回臨時理事会(補足)

2025年2月4日(火)
山本 仲摩 馬場 佐藤信 栗山 三又 髙山 岩尾 橋本均 今川 矢野

会員の入会について

村上 慎太郎 氏

推薦会員 今川 尚俊会員
⇒承認


委員会報告

トーキングサロン報告

第3グループ

コンダクター 小田 和彦会員
日時:2025年1月21日(火)
場所:ホテル日航大分オアシスタワー2階「折鶴」
参加者:杉原会員、栗山会員、甲斐会員、小田会員

時間にして3時間弱、話題は多岐にわたりましたが、一言で言えば典型的な「男子飲み会」でした。

会は杉原会員の大相撲の話で幕を開け、そこから武道の話に発展しました。

偶然にも、この日の参加者のうち私と甲斐会員が柔術の経験者で、且つ会場が畳だったということもあり、甲斐会員による即興の柔術講座が始まりました。

甲斐会員からの、「ちょっと横になって」という指示に従い、されるがままに技を受けながら、私の脳裡によぎっていたのは、「サロンというのは、かつて欧州の貴族たちの間で行われていた高尚な社交ではなかったか?」ということでした。しかも柔術界のヒエラルキーだけでいえば、経験上は私の方が甲斐会員よりも上にいるはずなのですが、お酒の入った甲斐会員を前に私は成すすべなく服従するしかありませんでした。そして何より、甲斐会員の柔術は宴会芸として完成されていました。

かくして会は大盛況となり、予定時間をはるかに延長し、飲み放題にもかかわらず追加料金を支払ってワインを2本も空けてしまいました。

今回、数年ぶりに会食の幹事を拝命して思ったことは、ロータリーは自らを律する意味でも有効であるということです。いかに年を取ろうが、いかなる立場にいようが、酒宴の幹事をやり、畳に這いつくばって先輩会員に技をかけられ、皆様に笑っていただく。そのような、自分の身の丈を見つめなおす機会をいただき本当に幸せです。

最後になりましたが、開催に先立ちいろいろとご助言をくださった栗山会員に心より感謝申し上げます。

第4グループ

コンダクター 山下 真弘会員

日時:2025年1月22日(水) 18:00~
場所:傍を楽(はたをらく)
参加者:安德会員、橋本均会員、三又会員、佐藤信会員、木村会員、馬場会員、山下会員

冒頭より橋本会員の楽しい会話をもとに和気あいあいと会話が弾みました。ビールなどで乾杯し次のお酒として福井の日本酒黒龍が出て来たときに福井と言えば、福井ロータリーとの交流会であった橋本会員と馬場会員が降りる予定の福井を通り過ぎ次の駅で二人駅のベンチでカバンを持ってたたずんでいたまるで失楽園に出てきそうな感じの情景であったとか、またRCさんと合流のために恐竜博物館へ向かう際にタクシーの運転手さんが二人の様子を見てどこのホテルに泊まられるのですか?など聞いてきたことなど改めてのエピソードを聞き、盛り上がりました。(橋本会員はまんざらではなかったような
笑顔が印象的でした)

料理は若旦那が創る上質な食材を和食で堪能しました。その上品さとはうらはらにお酒が進むにつれ、時折脱線するセクハラ的な会話もありましたが個室での会話でしたので品が損なわれず良かったかとおもいます。

ロータリーの話はもちろんありました。これまで会長経験の方が多く、毎週のように話す会長講話を期限にせまられひねり出すことが大変だったとか、趣味多彩な話が出来たことなど経験者ならではお話もありました。

お酒は日本酒をメインに飲まれる方、ワインを好まれて飲む方などありましたが日本酒として福井の酒:黒龍、京都のお酒:まつもと、山形のお酒:楯野川など順番に堪能し楽しく、おいしいお酒を味わえたかと思います。ワインについても和食のお店であるため種類は多くない中、馬場会員はいつも高級ワインを嗜まれているのではといった突っ込みに全然そうでないといったやり取りもありました。今度はフランス、イタリアなどの料理でワイン中心に飲もうといった次回の飲み会まで話題になるほど盛大に盛り上がりました。

お酒の席で昼間では言えない話題やお伝えしたい話題がまだたくさんあったかと思いますが呑み方の席であったということで第4グループ報告にさせて頂きます。

ご清聴ありがとうございました。

第6グループ

コンダクター 西村 友里佳会員

日時:2025年1月16日(木) 18:00~
場所:大手町「鴨平(和食 創作料理)」
出席者:岩尾会員、中野会員、浦川会員、西村友里佳会員

今回は新入会員の西村がコンダクターを仰せつかりましたが、浦川会員から心温かいご支援ご指導をいただき、無事に開催を迎えることができました。

今回は4名での開催となりましたが、お互いの話に耳を傾けやすい距離感で、岩尾会員から毎日ウォーキングを欠かさず今日も9キロ歩いたこと、アップルウォッチに「ペースが落ちています」と叱られながらモチベーションを保っているという話があれば、浦川会員からは老後に大切なのは貯金というがお金の貯金ではなく筋力の「貯筋」が大切ですよねと盛り上がり、さらに自動車販売会社の中野会員はあまりウォーキングしすぎると「車はどうした?」と言われかねないので大変ですねと、次から次へと話の弾む会となりました。

会場の鴨平では、お料理、お酒、そして店主の方のお心遣いのお陰で、会話も一層膨らみ、懇親を深めることができました。

人生を楽しく、多くの方々との交流を深め、経験を重ねていくには、先ずは健康第一。心身の健康を大切にしてこそ、より良い社会貢献と地域への恩返しができることを再確認できる、貴重なひとときとなりました。


職場例会

鬼塚電気工事株式会社

大分ロータリークラブのみなさん、ようこそおいでくださいました。それでは弊社の取り組みをZEB、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルを中心に説明させてもらいます。

まず弊社の説明をします。以前にもお話ししましたが、弊社は、鬼塚鹿雄が創業しました。
もともと東九州一帯で電気工事をしていた原口電業所が前身で、鬼塚が社長でした。

太平洋戦争中、昭和19年、軍からの要請で九州の14社の電気工事会社が一緒に作ったのが九州電気工事、今の九電工です。鬼塚鹿雄は初代大分支店長で常務取締役でした。昭和30年に本社に転勤を打診されましたが高齢を理由に断り、退職、その際に、九電工から地元で電気工事会社をつくるように勧められて、社員を何名か連れて鬼塚電気を創業しました。今年で70周年になります。人数や規模など、典型的な地方の中小企業です。

まず、気候変動について話しをします。昨今の気候変動による災害の様子ですが、激甚化していることがわかります。大分市はどうか?昨年の8月は、昼夜あわせた平均気温が29.9℃というとんでもない暑さでした。私が気象庁のデータを調べたところ100年前に比べて、+2.4℃上昇し観測を始めた1893年からだと+2.7℃上昇していました。このような客観的事実があります。暑いはずです。

環境省のIPCC「気候変動に関する政府間パネル」による報告書によると50年に1度起こる「熱波」による、干ばつや森林火災などの災害確率は1.0℃上昇すると4.8倍増えます。1.5℃上昇すると8.6倍、2℃では13.9倍の確率で災害が起こります。
大雨の場合は、10年に1度の災害は1.0℃上昇すると1.3倍、1.5℃上昇すると1.5倍、2℃では1.7倍の確率で災害が起こります。

 2015年の、COP21では、気温がすでに1.07℃上昇していることを確認し、パリ協定で地球温暖化対策と国際的な枠組みを採択しました。気温上昇を2℃以内に、努力目標として1.5℃以内に抑えようということになりました。日本では2030年までにCO2排出量46%減らして、2050年には排出量ゼロを目指すことになりました。

今年の1月10日、EUのコペルニクス気象変動サービスの発表では2024年の1年間、工業化以前との平均気温の比較で、ついに1.5℃を超えて1.6℃上昇したそうです。今年のロサンゼルスの火災も、気候変動が原因だと言われています。

COP27、途上国で干ばつや洪水の被害が大きくなっており、2022年には年間のCO2排出量は、年間1%くらいしか削減できていないことが報告されました。昨年の秋、UNEP(ゆねっぷ)国連環境計画では2023年、世界のCO2排出量は増えて、過
去最大の排出量になっています。世界の平均気温は、今世紀末までに、2.6~3.1℃上昇する見通しを発表しました。

今年、トランプ大統領は、パリ協定から離脱すると発表しました。「不公平で一方的なパリ協定から直ちに離脱する」「中国が罰を受けずに汚染する中、米国が自らの産業を妨げることはしない」というのが理由です。

昨年、秋のCOP29では先進国からの気候資金は、これまで年間1,000億ドルだった途上国支援額を「2035年まで3倍の年間3,000億ドル」に増額を決めました。先進国が支援金額を負担し、後進国が資金を受け取ります。排出量の、1位中国、2位アメリカ、5位日本で、資金負担の、1位アメリカ、2位日本です。資金負担が中国はありません。中国は後進国なので支払いません。トランプが怒るのも理解できます。しかしパリ協定から脱退すると、この枠組みが崩れ地球温暖化リスクがとんでもなく高くなる恐れがあります。

このように、地球温暖化が止められないと気候変動に悪影響がでてきます。SDGsの17のゴール、気候変動を中心にすると全てのゴールにつながります。SDGs実現にも、温室効果ガス排出を止める脱炭素活動が重要になります。

地球の課題、社会の課題解決の役立ちたいと、鬼塚はCO2排出を削減するZEBの活動を始めました。
国は「カーボンニュートラル」というCO2の排出量と吸収量の差を0にすることの実現を目指しています。2030年までに46%削減し、2050年にカーボンニュートラルを実現することです。

ZEBとは従来の建物で必要なエネルギーに対して省エネのエネルギーと創エネのエネルギーとを足したものが100%以上なら『ZEB』と表し、75%以上の達成率でNearly ZEB、50%以上の達成率でZEB Ready、10,000㎡以上の大型建築のZEB Orientedという4段階の定義をしています。

国土交通省は、建築物の省エネ対策をどんどん厳しくしています。CO2を吸収する森林を育成するため木材利用を進めています。国土交通省のロードマップでは、建築条件が2030年にはZEB基準になる予定です。その他の省エネ基準も毎年、段階的に引き上げられています。昨年2024年は大規模建築の省エネ基準が引き上げられました。もうすぐでZEB基準値になりそうです。今年2025年春からは全ての建物が省エネ基準をクリアすることが必要になります。

CO2排出を削減するZEBの取り組みを促進する補助金制度があります。新築で2,000㎡以上だと『ZEB』1/2、Nearly ZEB1/3、ZEB Ready1/4補助金がでます。弊社のビルもZEBに関する費用の2/3補助金をもらいました。(当時の補助金制度は少し違う)最新の傾向として、新築だけでなく既存施設の省エネ化を促進する補助金制度が拡充されています。

日本国内のCO2排出量を見てみます。建物関係で31.8%の排出量を占めています。また用途別では事務所ビルが23%と一番CO2排出量が多いことに注目しました。弊社でできる脱炭素活動はこの建物関係のZEB(ネット・エネルギー・ゼロ・ビル)です。ZEBに注目しました。これが2020年の頃です。

CO2排出量で大分県は日本一多いという状況ですが、ZEBに関して行政に問い合わせましたが、興味は示すが計画なしということがわかりました。
では、鬼塚でまずやってみようということで、2020年10月に、自社ビルをZEBで建設することを社内で決めました2021年の年末年始の、日経新聞の1面を並べてみたら経済界も金融界も脱炭素がこれから必要だと書かれていました。

社屋の建て替えはZEB以外の問題も多く、新オフィス建設を契機にいろんな課題解決を図りたいと思いました。課題と対策を洗い出して、ZEBを中心とした目標を明確にしました。

弊社ビルは、省エネ化68%、創エネを38%行い、107%のZEB化を実現する計画をしました。弊社のZEBは色んな技術を詰め込んでいます。ZEBのショールームみたいになりました。環境省の令和2年度、第三次補正予算に応募して採択されました。
BELSは建築物の省エネ性能を第三者により認証する制度で、環境省のZEBとして認証を受ける為には必ずBELSの認証が必要です。当社は、BELS最高段階5つ星108%削減するZEBの認証をされました。

ここから創エネと省エネの取り組みの紹介をします。まず、創エネの発電設備ですが太陽光発電は、(278枚のモジュールから)105Kwの発電をします。あまりあてになりませんが1Kwの風力発電もあります。太陽光発電で発電した電気と、水とで電気分解して生成したグリーン水素を使った水素発電装置もあります。浸水被害を想定して、リチウムイオン電池設備と受変電設備は屋上にあります。

晴れている日中で、太陽が出ている間は、太陽光発電で賄うので購入電力は低くなります。昼間の間、余った太陽光発電した電力は蓄電池に充電し、夕方から蓄電池を放電して電力を賄います。これはピークシフト、昼間は、ピークカットの取り組みとなります。

このような制御をBEMS(ビル・エネルギー・マネージメント・システム)というコンピューターで行っています。BEMSを活用すると、電力需給ひっ迫注意報や警報の心配がなくなります。うまく使うとピーク電力をコントロールして電気の基本料金を下げて電気料金を安くすることも可能です。

 省エネ設備をいくつか紹介します。外付けブラインドは優れもので、屋上の天候センサーでその時の天気に応じて、ブラインドの羽が自動で動きます。上下二段で動き、まぶしくないように光を遮りながらも室内に光を取り入れるようなこともできます。断熱材も通常より厚くしたり、二重ガラスを採用したり、自然光を取り入れることもやっています。換気扇は、全熱交換器で、CO2センサーで換気量を制御しています。ツインパワー給湯器は、太陽熱で暖めたお湯をタンクにためて温度が低い場合ヒートポンプで加熱するというシステムです。照明も空調も人感センサーで制御しています。特に空調の人感センサーは名刺大サイズの面積で温度を感知して最適な温度管理をしています。

これらZEBにはたくさんのIT/ITCツールを多用しています。社内に設置されている約600カ所のセンサーや制御機器から10分おきにデータが収集され、結果としてBEMSに1日に95,000のビックデータが収集されています。収集したビッグデータは、自治体オープンデータサイトCKANから一部オープンデータとして開放しており海外からのアクセスもあります。この取り組みは大分県のIoT推進ラボ・プロジェクトとして認定されています。

2023年度のZEBの実績値のグラフです。電力量と発電量のグラフから、トータルすると104.5%のZEB効果がでています。余った電力は、電力会社へ売電しています地域で発電量が多すぎるとき、電力会社から、売電を制御する出力制御が行われ売電は中止します。出力制御の分を補正すると108.6%の効果があったことがわかり、設計値どおりの能力で運用されています。

地域の防災活動について説明します。南海トラフ巨大地震の30年以内発生確率80%に引上げられて震災のリスクが高まりました。大分市もハザードマップを見直しています。大分市は、南海トラフ地震に加え、瓜生島が沈んだと言われる「慶長豊後地震」を参考に見直しをしています。大分市の取り組みは、マップの見直しに加え自主防災組織の見直しと、津波避難ビル所有者と自主防災組織との連携を進めています。

大分市のハザードマップから会社の周囲は3~5m浸水するエリアとなっています。建設を計画しているとき、地域住民から津波避難ビルとして利用したいと申し入れもありました。レジリエンス型ZEBにすると補助率も1/2から2/3にもなることからも、津波避難ビルに仕様変更して大分市と自治会と防災協定を締結しました。24時間、避難者の受け入れができるようになりました。

BCP対策として、停電時にはエネルギーを自活します。まず太陽光でエネルギーを賄い、夜間などでは蓄電池を使います。全て使い切ったら水素発電を使い、700W~1Kwで24時間稼働できます。

避難訓練も毎年行っています。地域の多くの人たちが参加してくれています。居心地の良さと社員との交流で、みんな笑顔で感謝されました。3年目となると、住民と社員との交流が始まった感じがします。ZEBのオフィスが地域コミュニティをつくることに期待しています。

オフィス内を木質化することによって快適な働く環境と、CO2吸収に役立っています。木材は、日田の大分県産材を使い、3年以内に植林されるトレーサビリティが約束されています。木材を多用すれば、森林資源の循環に貢献し、CO2を吸収しカーボンニュートラルに役立つことになります。屋上緑化もしています。大分の里山再生をテーマにして97種類の、大分の在来種で緑化しています。

以上で、弊社の脱炭素の取り組みの説明を終わります。是非、みなさんも、将来の地球のために脱炭素の取り組みをお願いしたいと思います。本日はありがとうございました。

rotary song

ロータリーソング


それでこそロータリー

どこであっても
やあと言おうよ
見つけた時にゃ
おいと呼ぼうよ
遠い時には
手を振り合おうよ
それでこそ
ローローロータリー

事務局よりお願い

例会中に委員会報告やその他発表をされた場合は、週報作成の都合上、必ず翌日午前中までに原稿を事務局までメール送信ください。

週報編集担当者

3月4日号荻原 哲
3月11日号尾野 文俊
3月25日号中野 通孝
4月1日号中村 直樹

contact

お問合せ

会員申請や活動に関するご連絡などお気軽にお問合せください